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自然治癒力の正しい理解

元来人間の体にはとてつもない能力、先天的に与えられた叡智が秘められているが、健康を考える上でこの事が私たちの最重要で中心になるべきテーマです。この能力は通常、自然治癒力、生命力などと呼ばれています。
この事は頭では理解しているが、基本的には無視して臨床に当たっている医療関係者が殆どであると考えて差し支えないでしょう。しかし、この問題の熟考こそ医療が人類に貢献できるか、あるいは深刻な医原病をはじめより多くの問題を人類に突きつけるかの分かれ目と考えます。
「自然治癒力を助ける」というフレーズを目にする事がありますが、これこそ大いなる勘違いで、自然治癒力を全く理解していない表現です。自然治癒力に対する過小評価の極みであります。このフレーズには人間の分別知、教育知が主で元来備わっている無限の先天的叡智の働きの一部、自然治癒力が従であるというスタンスが読み取れます。もし、私たちの先天的に与えられた叡智に対する正しい評価がなされれば、「自然治癒力に奉仕する医療」「自然治癒力を見守る医療」などと表現されるはずです。
同様な勘違いが教育の分野でも散見されます。たとえば、「子供の創造力を豊に育む教育」というフレーズも子供の創造力を全く理解していない証拠です。元来、子供は創造力の塊です。特にはぐくむ必要はないのに拘わらず、既に創造力を失った教育者が子供をコントロールしやすくするため創造力を奪っていくのが教育の実態です。真の教育とは「子供の創造力を萎縮させずに智慧と知識を育む教育」でなければならないと考えます。











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